【MBTI診断】他の性格診断と何が違うの?

2024/06/26

MBTIつまり16型性格診断とは他の性格診断とどう異なるのか、どんな性格診断なのか解説します。
MBTIつまり16型性格診断とは他の性格診断とどう異なるのか、どんな性格診断なのか解説します。

目次

【MBTI診断】他の性格診断と何が違うの?

MBTI診断とは?

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、心理学者カール・ユングの理論に基づいて、キャサリン・クック・ブリッグスとその娘イザベル・ブリッグス・マイヤーズによって開発された性格診断ツールです。この性格診断は、個人の性格を16種類のタイプに分類し、それぞれのタイプが持つ特性や行動パターンを理解するためのものです。MBTI診断は、自己理解や他者理解を深めるための有力なツールとして広く利用されています。

他の性格診断との違い

MBTI診断が他の性格診断と異なる点はいくつかあります。以下にその主な違いを挙げてみましょう。

1. 理論的背景

MBTIはユング心理学に基づいており、4つの二極性(外向/内向、感覚/直観、思考/感情、判断/知覚)を組み合わせて性格タイプを決定します。他の性格診断、例えばビッグファイブ(Big Five)やエニアグラム(Enneagram)は、それぞれ異なる理論やアプローチに基づいています。ビッグファイブは5つの主要な性格特性(外向性、協調性、誠実性、神経症傾向、開放性)を測定し、エニアグラムは9つの性格タイプに基づいて個人の行動パターンを分析します。

2. 診断の構造

MBTI診断は、93問からなる質問に回答することで行われます。各質問は、個人の好みや行動パターンを評価するためのもので、最終的に16の性格タイプのいずれかに分類されます。一方、ビッグファイブやエニアグラムは、それぞれ異なる質問形式や評価方法を採用しています。例えば、ビッグファイブは各特性のスコアを提供し、エニアグラムは9つのタイプの中で最も近いものを示します。

3. 性格タイプの分類

MBTIの16種類の性格タイプは、4つの二極性の組み合わせによって決定されます。例えば、外向的で感覚的、思考的で判断的なタイプはESTJ(外向・感覚・思考・判断)と呼ばれます。このように、MBTIは具体的な性格タイプを明確に示すのに対し、ビッグファイブは各特性のスコアを提供し、エニアグラムは9つのタイプの中で最も近いものを示します。

MBTI診断のメリット

MBTI診断にはいくつかのメリットがあります。

  • 自分への理解を深められる
    まず、自分自身を深く理解する手助けとなるため、自己成長やキャリアの選択に役立ちます。性格診断を通じて、自分の強みや弱みを把握し、適切な職業選択や人間関係の構築に役立てることができます。

  • 他者への理解を深められる
    自分自身はもちろん、MBTI診断を通して他者への理解を深められることはよく知られています。深入りしすぎて人を性格タイプだけで判断してしまうのはもちろんよくありませんが、16型の性格タイプに分けてそれぞれの性格を詳しく解説し、接し方などを教えてくれるので、コミュニケーションに困っているときや仲良くなりたい人への理解を深めたいときに簡単に用いられるツールとしては最も優れた性格診断ではないかと思います。

  • コミュニケーションツールになる
    また、他者とのコミュニケーションやチームワークを向上させるためのツールとしても利用できます。さらに、MBTIは多くの企業や教育機関で採用されており、職場や学校での人間関係を円滑にするための指針としても有用です。

MBTI診断のデメリット

しかし、MBTI診断にはいくつかのデメリットもあります。

  • 時期によって結果が違うことがある
    まず、科学的な信頼性や妥当性に対する批判があります。特に、同じ人が異なる時期に診断を受けると異なる結果が出ることがあるため、一貫性に欠けると指摘されることがあります。しかし、人の性格は一面的なものではないので、時期や環境によって違う性格のように診断されることは当たり前のことなのかもしれません。


  • 人の性格は16型に分類しきれない
    また、16種類の性格タイプに分類されるため、個々の違いや微細な性格特性が十分に反映されない可能性があります。どの性格診断でもすべての人の個性や特徴を反映することには限界があるので、MBTI診断を含む性格診断をする際には、あくまでも自分自身を理解する一つのツールとして扱った方がいいでしょう

  • 自己認識に依存している
    MBTI診断は自己報告形式のため、回答者の自己認識や回答の正直さに依存します。周りの人に他己診断をしてもらうなど自己認識がズレていないか確認することで、より正確に自分を理解することができます。

  • 単純に診断が長い!
    MBTI診断に興味を持ったところで、93問もある診断を面倒と感じる人も多くいるでしょう。そこでウィッピープレイの友達タイプ診断は12問だけでMBTIを簡単診断ができるので、本家のMBTI診断を行う前に試しでやってみるといいでしょう。

性格診断の活用方法

MBTI診断を含む性格診断は、自己理解や他者理解を深めるためのツールとして非常に有用です。例えば、職場でのチームビルディングやコミュニケーションの改善、キャリアカウンセリング、教育現場での生徒理解など、さまざまな場面で活用されています。MBTI診断を通じて得られた情報を基に、自分自身や他者との関係をより良くするための具体的な行動を取ることが重要です。

まとめ

MBTI診断は、ユングの心理学理論に基づいた性格診断ツールであり、他の性格診断と比較して独自の特徴を持っています。具体的な性格タイプの分類や、自己理解と他者理解の促進に役立つ点が評価されていますが、科学的な批判や分類の限界も存在します。自分自身や他者との関係を深く理解するための一つのツールとして、MBTI診断を活用することは有意義ですが、他の性格診断とも併用して総合的に自己分析を行うことが推奨されます。

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